せっかく公式アカウントを作ったのに、
「メッセージがたくさん来るから、友だち解除したい…」なんて事、思われていないか不安になりませんか?
LINEの公式アカウントはたくさんありますが、ユーザーはどんなアカウントだと友だちになりたい!と思うのでしょうか?
日々の生活がより便利になるようなアカウントや、欲しい情報を得ることが出来るアカウント、いろいろとありますが、LINE公式アカウントを立ち上げよう!と考えている担当の方、今一度、友だち側になって考えてみませんか?
いろいろなアカウントを集めてみましたので、運営している(しようと思っている)公式アカウントに当てはめて、イメージしてみてくださいね!
■マツモトキヨシ
キャラクター『マツポリちゃん』が~であります!と統一した口調で話すアカウント。
トーク画面でマツポリちゃんにメッセージを送るとかわいい返信をしてくれます。
■築地銀だこ
ねじりハチマキを巻いた粋なお兄さんがキャラクターの築地銀だこのアカウント。
タイムラインは頻繁に更新されており、いいねやシェアの数も多く、親しみやすいイメージです。
どちらのアカウントもキャラクターを設定することで、親しみやすく、幅広い層に受け入れてもらいやすそうです。
真面目な内容を配信する場合でも口調を統一して愛らしいキャラクターにしゃべってもらうことで、受け入れてもらいやすくなり、また、他のアカウントと差別化することもできるのではないでしょうか?
■ヤマト運輸
LINEのメッセージで再配達や荷物の問い合わせができるヤマト運輸のアカウント。
配送荷物があるとLINEメッセージで連絡があり、受取日時の変更や、再配達の手配もメッセージだけで完結できます。
ヤマト運輸宛にメッセージを打つ際に、語尾に「~~にゃ」と打つと、返信も「~~にゃ」とねこ語で返ってくる可愛い設定もあります。
■Amazon
AmazonとLINEを連携すると、LINE上で注文確認メッセージや注文状況の確認が可能に。
Amazonで買い物をした時にメールアドレスに届いていた購入通知がLINEにも送られてくるサービスは、メールをあまり見なくなったという方にとっては、とても便利なのではないでしょうか?
日常生活に欠かせないような便利なアカウントになることで、アカウント(ブランド)との接触回数が増えることは、ブランド認知やファン化につながっていく可能性があり、意味のある公式アカウントの運用方法だと言えます。
■ニトリ
リッチメニューやメッセージで、季節ごとにくらしのヒントになるような情報を提供してくれるニトリの公式アカウント。LINE内の会員証を提示し、ポイントを貯められるので、財布にポイントカードを入れたり、アプリを開いたりする必要がありません。
■無印良品
無印良品らしい、シンプルで見やすいリッチメニューが特徴の無印良品の公式アカウント。
こちらもリッチメニューから会員証が提示でき、お買い物時にポイントが貯まる仕組み。
取得ポイント数に応じて、会員ステージが上がっていくので、ポイントを貯める動機づけにもなるのではないでしょうか?
ポイントを貯めるために別でアプリをダウンロードしても、携帯からアプリを探すのが面倒だったり、アプリ自体のデータ量が多いため携帯のメモリを圧迫することを考えると、LINE内でポイントが管理できるアカウントは、利用シーンによってはとても便利です。
このようなに生活に密着したアカウントは、お店に訪れるたびに利用するため、友だち解除やブロックせずに、継続して友だちになってもらえる可能性が高いですね。
■日曜ドラマ「極道主夫」
■美食探偵 明智五郎
ドラマ専用の期間限定LINE公式アカウント。
ドラマ放映前から放映中も情報を配信しており、LINE、以外にもTwitter、InstagramなどのSNSでも同じくドラマの情報を配信しています。
ファンは、好きな俳優がいつどの番組に番宣に出るか、またドラマ中のオフショット写真や動画、ドラマの見どころなどの情報を得ることができるため、期間限定のアカウントではありますが、一定の友だち数を獲得しています。
今後ドラマの広告は、視聴者(ユーザー)との接触場所として、SNSを使った頻度の高い情報の配信、拡散はマストになってくるのではないでしょうか。
■キリン
キリンの自動販売機で飲み物を買うとLINE内のショップカードにスタンプが貯まり、ショップカードにある空欄にすべてスタンプを貯めるとドリンクが一つ無料になります。
■京都鉄道博物館
京都鉄等博物館に行くとショップカードにスタンプを押すことができ、合計3つ集めると友だち限定の大感謝DAYに参加することができます。
お財布の中に増え続けるショップカード(スタンプカード)をLINE内でできるサービス、ショップカード。今後はカードを財布に入れることは無くなり、携帯でスタンプを貯める事ができると、ユーザーも企業も管理がしやすくなりそうですね。
■LAGUNAMOON
クーポンの発行や新商品の情報がメッセージで配信されるアカウント。
店舗でのお買い物もLINEからポイントを貯める画面へ遷移出来るようになっています。
■DHOLIC
時間限定のクーポンがメッセージで配信されるアカウント。
また、タイムラインには、ほぼ毎日3,4回投稿しており、ユーザーとの接触頻度を高くしているようです。
配信内容(コンテンツ)が枯渇しにくいアパレルブランドは、積極的にユーザーにコンテンツを提供することがポイントです。
InstagramやTwitterと同じようにLINEのタイムラインに投稿して、ブランドを認知してもらえるチャンスを作ることができます。
タイムラインは何度配信してもリッチメッセージなどとちがい無料のため、投稿回数を多くすることで、ユーザーとの接触頻度を高めることがアパレルブランドのアカウントでは有効だと考えられます。
また、webサイトで商品を販売しているブランドは、携帯への商品紹介や販売ページへの遷移できる投稿は親和性も高いですね。
■リンネル
ナチュラル系ファッション雑誌『リンネル』の公式アカウント。
リンネルのおしゃれと暮らしの情報をダイジェストで配信しています。
■PECO TV
あらゆるペットの情報が集まるペット専門サイトの『PECO TV』の公式アカウント
月・水・金の週3回、可愛い動物に関する動画や記事を配信しています。
LINEが独自に配信しているLINE NEWSダイジェストはPVが高く、広告枠もあります。
それと同じ定形で配信されるメディア系アカウントのニュースは、普段見慣れていることもあり、可読性が高いのではないでしょうか?
LINEでニュース配信をすることで、自社メディアにユーザーを誘導し、PV数を獲得することができます。
即時性のあるLINEのメッセージや、投稿型のタイムラインをうまく活用することで、会社やブランドを知ってもらうことができます。
ただ、せっかく友だちになってもらっても、友だち解除やブロックが多いことも事実です。
継続的な友だちでいてもらうためには、友だちがどんな内容のアカウントを欲しているかを考え、どんなアカウントを運営していくか事前にしっかりとコンセプトを練って運営していきましょう!